詞/appy 曲/Kinra
夜の街の交差点には 溢れる人の波 普段通りの無表情だけ 連れて歩くマネキン 傘をさして ただひとりのテリトリーに務めて 普段通りと違うのは あなたが居ないことだけ 誰もあなたのことを覚えてないみたい 私だけが知る存在 私の頭の中だけ 「あなたが消えていなくなったら 随分楽だね、わたし」 昨日は酷いこと言ったよなぁ 「酷い」の壗ままの時で換わったまま 楽になっただけに やけに騒がしいの街角 普段通りと違うのは 「失って分かる」そうかしら? ただ、あなたのことを 覚えてないみたいな ふりだけしても存在 私の頭の中には あなたが消えていなくなっても その気持ちだけがひとり歩いて善がる まだ愛しくて 「戻って欲しい」の声は届かなくて 「わたしが消えていなくなったら、」 そんなことをふと呟く 今日はいつまでも続かずに 明日になればもう それだけで