CHARACTERS

場所や状況を選ばず寝てしまう《ナルコレプシー》という病気に罹った高校一年生。 ある日発作の最中に、謎の呼び声に《眠りの奥にある世界エリュシオン》へと誘われる。 エリュシオンにいると何故か様々な不思議な力を発揮できるようになる。 「警戒心のある子に育つように」という思いを込めて、 鳥を驚かす器具から名前をつけられたのだが、 イメージに全然合わないので、よく「めいこ」と呼ばれる。
「どっちの世界にも長くいられないなら、  一瞬一瞬に全てをかけます!」
エリュシオン・セントラルの首席科学者。フルネームはカー・ガック。 ロボットアニメのキャラの物真似まで出来るほどのロボットマニアで、 ネムロウガーの設計と改造、敵機や敵艦の分析を担当し、 Zパワーを引き出せる超能力者《常夜の子オネイロス》の研究・解析を行うなど、 エリュシオンにとっては不可欠な頭脳。 なので、ファッションセンスが少々、いやかなりズレていても大目に見られる。
「単機作戦を想定した装甲だ、そう簡単には破れまい。  寧ろお前の心が単機作戦を想定したかどうか見せてみろ」
ネムロウガーの整備を担当する《エリュシオン・セントラル第02整備班》のチーフ。 陰に「第02整備班の悪の女王」って呼ばれてるほどのキレやすい性格だが、 肝っ玉が据わってて、ピンチになればなるほど優れた統率力が光る。 本名はやたらと長くて覚えられるクルーがいないため、尊敬する先任の親方から 「おまえ顔がレベッカっぽいからレベッカでいいや」と言われて以来、 喜んでレベッカと名乗っている。顔がレベッカっぽくないって言われると何故か怒る。
「あたしと親方のセンスを疑うんスか?  あんたの根性をグレーダーで整地してやろうか」
レベッカの双子の弟で、第02整備班の二番手。姉とは正反対の温厚な性格だが、 先任のチーフにつけられた「トニー」というあだ名に不満があるところも姉と逆。 姉のお陰でサブチーフでいられると思われたくないから人一倍に勉強する。 姉弟揃って、小柄だけど怪力持ち。そういう種族の出身だったのかもしれない。
「いやいや、気にしないでくださいよ。  だいたいこの基地にグレーダなんて一台も無いですから」
エリュシオン宇宙軍ヒュプノス級戦艦二番艦《パシテア》艦長。 《常夜の子オネイロス》の一人であり、ネムロウガー・プロトタイプのパイロットだったが、 宇宙軍がタルタロスに敗れた戦いで25機を撃墜しながらも大破し、重傷を負った。 パイロット復帰不能と宣告された後は戦死した艦長の後を継いで新艦長となるが、 艦長席に座ることを好まず、常に携帯端末で戦局を把握しながらウロウロしてる。 旗艦である一番艦《ヒュプノス》のキャプテン・マサアヤとは同期のライバル。
「留まらずに行きなさい――  あなたはまだ、本当の《常夜の子》になってはなりません」
エリュシオン・セントラルのオペレーターは、赤と灰色を基調とした制服を着用する。 制服さえ見えていれば他に何を着ようが基本的に自由である。 ヘッドセットも自前の物を使用することが許可されるが、 私服・アクセサリーも含めて装備部に検査してもらっておかなければならない。 他の私物はオペレーションセンターには持込禁止。
「て、てきき?てっき?とりあえず6機接近してます!」
400年前、辺境のコロニーでジャンク屋稼業をしていた苗字の無い少女。 小惑星アクビズのハァーン女王の侵略から逃れる為に、 エリュシオンの戦艦に乗ることになり、戦いの中でZパワーが目覚めた。 やがて自らエリュシオン軍の計画に参加し、《常夜の子オネイロス》のアーキタイプとなって、 「アーキタ」という苗字を付けられた。(どうやら文字数制限に引っかかったらしい) その思念は今もなおエリュシオン宇宙軍基地の最深部に眠っているらしい。
「私はアーキタ……かつて常夜の子と呼ばれた者」
鳴子がピンチに陥った時に颯爽と現れて、助けの手を差し伸べた謎の青い男。 ……のはずだが、相棒のジンクがお喋り屋のせいで色々と情報が漏れてる。 緊張感を無くす為に高い所に立ちたがるとか、鳶に憧れるから カイトKiteと名乗りたかったけど神秘さがないからKとしか名乗れなかったとか、 サングラスをかけるのは女の子を見ると目を逸らしてしまうことを隠すためとか…… どことなく親近感があるけど、それでも十分正体不明である。
「謎キャラが登場するとき、光に背を向けるのは常識だろ」
謎の青い男Kの相棒である、謎の青い小動物。なぜか喋れる。 どうせ謎なので、色んな情報や豆知識を語ってくれる。 片足が謎のブースターに改造されているので、短距離なら飛べる。 身体全体も謎の改造を施してある模様で、重そうなビームランチャーも担げる。 ただしビームランチャーも謎なので、もしかしたら軽いのかもしれない。
「ビームランチャーもだ!」
レーテ小惑星帯を暗躍する闇の武器商人。いろんな意味で黒いけど、 日の光を当てると消えてなくなるという意味で、《雪娘Снегурочка》と名乗っている。 長いからといって、チカって呼ぶとショットガンを突きつけられる。 エリュシオンとタルタロスの両方に最新鋭の装備を提供しているが、 そのバックにあるドクター・ガックに匹敵する技術力の出所は不明。 本人曰く、「善と悪のフェアプレイが観たいだけ」とのこと。
「聞きたい?昨日までの時点で  ホログラムディスク99822枚分のデータをタルタロスに発信している」
スニグーラチカの執事。主人が子供だった頃からチューター役も兼ねて仕えていた。 天才的な計算力を持っているが努力こそ一番という信念を持ち、 いつも主人が暗記力を自慢しようと長い数字などをすらりと言ったところで 懐からノートを取り出して正確なデータを無慈悲に叩きつける。 アナログな人間に見えるが、手に持っているノートは実際は ノート型の携帯端末であり、ワイアレス通信機能も備わっている。
「98892枚です、お嬢様」
エリュシオンのコロニーにある反抗組織《クラウド・レパード》の二代目リーダー。 二つ名は「ヤマネコ」。ただし本人は「ロック・タイガー」と呼ばれる方が好き。 先祖伝来のオーパーツである指向性衝撃波発射器「ハウリング・レパード」を使って、 エリュシオンの軍事施設に奇襲を仕掛けては返り討ちに遭う日々を繰り返す。 仲間達も排熱の少ない衝撃波系兵器を使う。そういうエコポリシーがあるらしい。 脅威とは看做されていないので、ネムロウガーとは無縁の存在であったが……?
「天を揺るがすことは叶わねど、豹は夜空に吼える――  エリュシオンの虚像を崩すまで、私たちは何度でも帰ってくるさ」