エリュシオン・セントラルが開発した対タルタロス用強襲兵器。
形式番号EN-Z00。漢字で「音無狼牙」と書くらしい。
《眠りの奥》から力を引き出せる「Zパワー」を持つ超能力者《常夜の子 》が
搭乗することを前提とし、補給不要の単体作戦用特機となっている。
主な戦い方は、
両腕の複合形状記憶合金タンク(通称・ひじマクラ)による格闘攻撃と、
胸部のラピッド・エナジー・ミサイル(通称・REM)による中距離攻撃だが、
パイロットのZパワーが高まると、ひじマクラの合金が腕の先端に射出して、
巨大な狼牙棒(通称・おはようスター)に変形できる。
タルタロス侵攻部隊とは別に、単独でエリュシオンを襲う機体。
何度もタルタロスと同じタイミングで来るから
タルタロスの陽動作戦だと思われるが、
その俊敏な動きは明らかにタルタロスの無人機のものではない。
ネムロウガーを用いた奇襲作戦を悉く妨害し、
撃退されながらもエリュシオンの対タルタロス戦略を見事に崩している、
戦闘力以上の意味で手ごわい敵である。
タルタロスの侵略用大型ロボット。
シンプルな形をしながら、4種類にも変形する。
高速で星間をすいーっと飛行する「スイートタイプ」から、
惑星に降下して高火力で鎮圧する「パワータイプ」まで、
幅広い用途に対応できる。